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薬学部生が「おくすり110番」を開催
実験を通して薬の正しい使い方を紹介
本学薬学部の学生たちが10月6日、名古屋市昭和区のイオン八事ショッピングセンターで、買い物に訪れた市民に薬の正しい飲み方などを知ってもらう出張講座「おくすり110番」を開催しました。
「おくすり110番」は、地域の施設や小学校、学園祭などで高齢者や子どもたち、来場者らに薬の適正使用や薬物乱用の危険性などを知ってもらう活動を行っているプロジェクトです。課外活動から始まり、2018年からは「Enjoy Learningプロジェクト」として採択されています。イオン八事店では初めての開催で、この日はプロジェクトメンバー5人が中心となって薬学部の野田幸裕教授と間宮隆吉准教授がサポートしました。
会場では、「オレンジジュースで胃痛をやわらげる『くすり』を飲むとどうなってしまうの?」など5つの実験を来場者が体験できるブースを用意。学生たちは試験管を使ってくすりの色が飲食物で変化する様子などを来場者に説明したりしていました。
熱心にブースをいくつも回った女性客は「知らないことや意識していないことが多く、とても参考になりました」と喜んでいました。プロジェクト代表の吉原希さん(薬学部5年)は「薬の色の変化などを目で見て記憶してもらうことで、普段から正しい薬の使い方を意識してもらえるようになれば」と話していました。