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外国語学部・増田ゼミ×NTTデータMSEが連携
「AIを使うための判断力」を育む実践的プログラムの最終発表会を開催

NTTデータMSE役員を前に発表する 学生たち
NTTデータMSE役員を前に発表する 学生たち

名城大学外国語学部の増田ゼミと株式会社NTTデータMSEによる連携プロジェクト「判断力育成プログラム」の最終発表会が10月28日、NTTデータMSEの本社ビルにて実施されました。当日は増田ゼミの学生による3チームが登壇し、同社のデンソー事業本部長を務める石川邦宏取締役・執行役員をはじめとする役員や社員の皆さまの前で、学習と開発の成果を堂々と発表しました。

本プログラムは、「単にAIを利用するだけでなく、適切に使いこなすための判断ができる人材」の育成を目的として企画されたものです。NTTデータグループで実際に使用されている実践的な研修教材を活用し、本学の卒業生を含む同社の若手社員がメンターとして学生たちに伴走。計4日間にわたる対面およびリモートでの講義やワークショップを通じ、学生たちは生成AIの基礎知識の習得から、直面する課題の分析、さらには生成AIを活用した具体的なツールの開発までを一貫して体験し、最終発表に臨みました。

真剣な表情で発表に臨む学生たち
真剣な表情で発表に臨む学生たち
発表を聞き、審査する役員
発表を聞き、審査する役員

プログラムを通して実社会に即した深い学びを体験

熱を込めて発表内容を説明する学生
熱を込めて発表内容を説明する学生
講評する石川取締役
講評する石川取締役

今回設定された課題は、「実際の業務で収集されたデータをいかに効率よく整理して分析し、次の展開につなげるか」という、実務の現場でも多くの担当者が直面する実践的な課題です。各チームは独自の切り口で分析ツールの開発に取り組みました。Cチームは、短時間で分析結果を把握でき、視覚的にわかりやすく表示するツールを提案。Bチームは、数値データの整理・集計に加え、自由記述データの分類や要約機能に重きを置いたツールを構築しました。そしてAチームは、「誰でも直感的に使える分析ツール」をコンセプトに、集計・分析からデータの可視化までをシームレスに行える完成度の高いツールを開発しました。

プログラムを終えた学生たちからは、「AIを有効活用するには、人間側の工夫やアプローチが不可欠であると実感した」「誰のどんな手間を軽減すべきか、という課題の本質に向き合い、AIと人間の最適な役割分担を学ぶことができた」「企業の方々と協働する中で、多角的な視点で物事を捉える重要性を学んだ」といった声が相次ぎ、実りある学びを得た様子がうかがえました。

発表後に行われた審査の結果、見事Aチームが第1位を獲得しました。講評で同社の石川取締役は、「AチームはAIと人間がそれぞれどこを判断すべきかの切り分けが実によく整理されており、プレゼン資料の構成も優れていた。今後は『時間が短縮された』といった感覚的な表現にとどまらず、具体的に数値で示せるようになると、ビジネスとしてさらに説得力が増すだろう」とアドバイスを送りました。

最後に増田昌幸教授は、「NTTデータMSEの皆さまとの何気ない会話から生まれた研修のアイデアでしたが、このような素晴らしい学びの機会となり、心から感謝しています」と述べた上で、「今回得た学びの本当の価値は、すぐには自覚できないかもしれない。しかし、時間を経て社会に出たとき、その意義に必ず気づくはず。今後さらに成長した姿を、NTTデータMSEの皆さまに見せられるよう励んでいきましょう」と学生たちに呼びかけ、温かい拍手の中で発表会を締めくくりました。

審査員の質問に回答する学生たち
審査員の質問に回答する学生たち
謝辞と今後の意気込みを語る増田教授
謝辞と今後の意気込みを語る増田教授
学生たち全員に修了証を贈呈
学生たち全員に修了証を贈呈