外国語学部の宮下ゼミ3年生がSDGs IDEAコンテスト2022で特別賞を受賞
名古屋市・名古屋市立大学が主催する「SDGs IDEAコンテスト」が2月26日、名古屋市立大学さくら講堂で開催され、外国語学部の宮下ゼミの2チームが特別賞を受賞しました。
名古屋市・名古屋市立大学は2020年から地域課題の解決を目指すプロジェクト「SDGs IDEA FORUM」を開催しており、名古屋市にキャンパスを置く大学・短期大学の大学生から柔軟かつ革新的な発想を募集。この事業の一環として、各年度の最後に開催されているイベントが「SDGs IDEAコンテスト」です。
学生たちが取り組む課題は年度毎に異なり、2022年度は「ジェンダー平等を実現する社会づくり」「地域コミュニティが活性化するまちづくり」「サステナブルな観光都市名古屋の実現」「脱炭素社会をめざすまちづくり」の4つ。書類選考(一次審査)を通過した8チームがコンテスト本戦に出場でき、宮下ゼミからは3チームが応募し、そのうち2チームが本戦に出場しました。
名古屋市の地域課題の解決を目指して
宮下ゼミチームBは「地域コミュニティが活性化するまちづくり」の課題に取り組み、「朝ごはん⾷堂 in 名古屋〜⾷を通したコミュニティの活性化〜」をテーマに、名古屋市における地域活動参加率の伸び悩み、高齢者の孤食、朝ご飯が食べられない子どもの現状の3つの課題を解決する「朝ごはん食堂」の開催を提案しました。
宮下ゼミチームCは「脱炭素社会をめざすまちづくり」の課題に対し、「飲⾷店における脱炭素プロジェクト〜メニューへの炭素ラベル表⽰を利⽤した消費者意識改⾰〜」というテーマで、ドイツの先進的な事例を参考に、消費者の意識改革を促すために飲食店のメニューに「炭素ラベル」を導入するアイデアを提案し、それぞれ特別賞を受賞しました。
SDGs IDEA FORUMへの参加を通じて、SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」(leave no one behind)社会を実現するためのアイデアを学生目線で考えることで、今後の活動に活かせる貴重な経験を得ました。