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ノーベル化学賞が決まった吉野彰教授が文化勲章を受章

受章会見で杜の都駅伝3連覇に言及

いつもの笑顔で記者会見する吉野彰教授 いつもの笑顔で記者会見する吉野彰教授

ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰大学院理工学研究科教授が文化勲章を受けることになりました。吉野教授は、文化功労者にも同時に選ばれました。文化勲章の親授式は11月3日、皇居で行われます。

受章理由は、モバイル機器などに欠かせないリチウムイオン電池の基本構造を確立し、高い評価を得たことです。

吉野教授は旭化成名誉フェローでもあります。受章会見が東京の旭化成本社近くで開かれ、吉野教授は「これまでは科学技術の進歩に関する貢献という受賞が多かったが、今回は文化全般に対する貢献ということで、重みが違う」と感想を語りました。

一緒に研究した仲間への思いを聞かれ、「ノーベル賞も文化勲章も私が代表して受け取るが、彼らの力があって今日がある」と感謝の言葉を述べました。

今年はどういう年かという質問も出ました。元日の第63回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)で旭化成が三連覇したことと並んで、10月27日の全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)で名城大学も三連覇したことを紹介しながら、「いいことがたくさんあった」と話しました。

今後の予定としては、12月にストックホルムで行われるノーベルレクチャーへの準備を挙げ、「環境問題に対して道しるべを与えるメッセージを世界に向けて発信したい」と表明しました。