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経営学部の田中武憲教授のゼミがATグループとの連携事業で
日間賀島でフィールドワークを実施

ゼミ生13人が参加 島内を巡って島の魅力や穴場、課題などを調査

「C+walk」も活用してフィールドワークに臨む学生たち
「C+walk」も活用してフィールドワークに臨む学生たち

本学と産学連携の包括協定を締結している「株式会社ATグループ」(本社・名古屋市昭和区)と経営学部の田中武憲教授のゼミの連携事業として、ゼミの2、3年生13人と田中教授が9月3日、愛知県南知多町の日間賀島で地域活性化に取り組むフィールドワークを実施しました。田中ゼミではこの日の成果などをもとにモビリティを活用した観光客の周遊性・回遊性向上策や日間賀島の魅力の発信方法などを提案することにしています。

モビリティを活用した観光客の周遊性・回遊性向上策などを提案へ

日間賀島の観光の現状などを説明する観光協会の宮地副会長
日間賀島の観光の現状などを説明する観光協会の宮地副会長
調査の出発前に打ち合わせ
調査の出発前に打ち合わせ

「学びのコミュニティ創出支援事業」の一環である今回の連携事業では、日間賀島では現在、観光客が増加する一方で、日帰り客も増えているため、学生たちが若者の視点で島内を歩き、食べ、体験し、観光客や島民の声を聞くことで、「なぜ島内を回遊しないのか」「何があれば島で長く過ごしたくなるのか」「また来たいと思う魅力は何か」などを調査して、その課題解決策を提案することが目標です。

この日は、午前10時から日間賀島公民館でATグループや協力企業・団体から参加した計29人とともにオリエンテーションに臨み、日間賀島観光協会の宮地達副会長が「コロナ禍以降、皆さんと同じ若い世代の観光客が増えているが、日帰りの人が多い」と島の観光の現状などを説明。「島民の暮らしを考えながら、皆さんの目線でどうしたら宿泊してもらえるのかを考えてください」と学生たちに呼び掛けました。

続いて、学生たちは3班に分かれ、ATグループの社員とともに地図を見ながら行きたい場所ややりたいテーマを共有しました。今回のフィールドワークでは、ATグループが日間賀島で観光客に島内を回遊してもらう取り組みに活用しているトヨタ自動車の小型モビリティ「C+walk」を使う予定でしたが、あいにくの雨模様のため、学生たちはまず歩いて島内を調査することになり、午前11時に公民館を出発しました。

「もう一度調査し、最終的な提案は日間賀島で発表できれば」と田中教授

住民に話を聞く学生たち
住民に話を聞く学生たち
観光客から聞き取りも
観光客から聞き取りも

3班はそれぞれ「島の人との交流から魅力・穴場・課題を発見する」「日間賀島で食べたい・遊びたい・お金を使いたいと思える魅力を探す」などのテーマを設定しており、学生たちは島内を歩きながら島民を見つけたり、カフェなどの営業中の店を訪問したりして「観光客にもっと知ってほしい場所は?」「観光客が増えて心配なことはありますか?」などと質問。食料品店の店主からは「ゴールデンウイークなどは観光客が集中してパンクしそう。平日にお客さんが来てくれれば」との答えを引き出していました。

このほか、観光客に「日間賀島に来るきっかけは?」「ツアーの代金はいくら?」などと質問して熱心にメモしたり、穴場の観光スポットやSNS映えする場所を巡り、積み上げられたたこつぼを見て「絵を描いたらおもしろいのでは?」などと集客のアイデアを考えたりしました。また、夏に人気のバンドウイルカと触れ合うことができるイベントを実際に体験した班や、午後から雨も止んだため「C+walk」に乗って調査した班もありました。

各班とも午後4時過ぎに次々と公民館に戻り、班ごとに話し合って調査して分かったことを整理して順番にプレゼンを行い、関係者間で課題や解決のためのアイデア、今後の展望などを共有してこの日の日程を終えました。学生たちを見守った田中教授は「天気が心配でしたが、ひと通りの調査はできたと思います。11月ぐらいにはもう一度調査を行い、最終的な提案は日間賀島で発表できればと考えています」と話していました。

パワースポットとされる寺を調査
パワースポットとされる寺を調査
食料品店でインタビュー
食料品店でインタビュー
積み上げられたたこつぼを見てアイデアを考える
積み上げられたたこつぼを見てアイデアを考える
イルカと触れ合うイベントを体験
イルカと触れ合うイベントを体験
漁港も調査
漁港も調査
調査終了後に分かったことを整理
調査終了後に分かったことを整理
参加した学生とATグループや協力企業・団体の皆さん
参加した学生とATグループや協力企業・団体の皆さん

※【協力企業・団体】

日間賀島観光協会、名鉄海上観光船、ゼンリン、いこい、乃村工藝社、SPコンシェルジュ、日本経済新聞、中部経済新聞