「チャレンジ支援プログラム」の学生とコメダ珈琲店がコラボし、「スクールモーニング」を初開催
販売開始前から長蛇の列
本学のリーダー人材育成プログラム「チャレンジ支援プログラム」に参加している女子学生3人と、全国にフルサービス型の喫茶店を展開する株式会社コメダが12月3日、天白キャンパスでしっかり朝ごはんを食べるライフスタイル「スクールモーニング」を初めて実施しました。販売開始前から30人ほどが列を作り、用意された100食は2時間で完売になる盛況ぶりで、メディア3社も取材に訪れました。
「食を通じて、名城大生に楽しく健康な大学生活を提供したい」
企画したのは「チャレンジ支援プログラム」の自主的な活動「Our Project」に取り組む、山田そらのさん(経済学部2年)、渡邉亜美さん(経営学部2年)、竹之内友美さん(農学部2年)の「チームはらぺこ」の3人。「何か企画をやってみたい」「学んでいる経営学とは何か実践したい」「食に関わることをしたい」という思いから、「大学生×食」をテーマに検討を始め、本学社会連携センターの橋渡しで株式会社コメダに相談しました。
意見交換の中で、「大学生の食の課題は朝食ではないか」と仮説を立て、学生たちは校内で朝食に関するアンケートを実施。134名からの回答のうち、「毎日朝食を食べる」は約50%に留まり、約90%が「朝食を食べる習慣を身につけたい」と回答。さらに、朝食を食べていない学生のうち、食べない理由は「時間がない」が約70%を占めました。これを踏まえ、「食を通じて、名城大生に楽しく健康な大学生活を提供したい。コメダのモーニングサービスを大学内で提供してほしい」と提案し、コラボ企画が実現しました。
山田さん「自分たちが考えた企画をこんなに喜んでもらえて幸せ。次回はもっと売りたい」
会場となった共通講義棟東にコメダ珈琲店のキッチンカーが駆け付け、1階のエントランスホールには店舗で実際に使われているソファーとテーブルを2セット設置。訪れた学生たちから「ここだけコメダ!」と驚きの声も上がりました。渡邉さんは「どれぐらいの人が来てくれるか、100食完売できるのか心配でしたが、すごく嬉しい」と顔を輝かせ、竹之内さんは「オープン前の朝早くから並んでくださって、予想外。頑張った甲斐がありました」とホッとした表情を見せました。
株式会社コメダの白野紬さんは「3人の学生さんたちがPRも頑張ってくれ、たくさんのお客様に並んでいただけた。コメダのくつろぎを学生さんに届けられて嬉しい」と話し、山田さんは「コメダさんと一緒に準備して、自分たちが考えた企画をこんなに喜んでもらえて幸せ。今回の状況を分析して、次回に生かしたい。もっと売りたい!」と意気込みも語りました。
この「スクールモーニング」は、12月10日(火)も午前8時30分~11時に、天白キャンパス共通講義棟東で開催されます。
朝ごはんを学校で食べる新しいライフスタイル、「スクールモーニング」をぜひ体験しませんか。