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都市情報学部『フィールド調査の方法』で名古屋市「文化のみち」を視察調査
観光客でにぎわう週末に、名古屋城から徳川園に至る地区一帯を調査
都市情報学部2年次開講科目の『フィールド調査の方法』は、質的・量的なフィールド調査・社会調査の理論を学び、実際の観光地・施設などに出向いてアンケート調査を行い、データの集計・分析、プレゼンテーションを通して、社会のさまざまな課題解決に活用するフィールド調査の方法の修得を目指します。
第2回目となる5月11日(土)の講義では、2024年度の調査対象地となる名古屋市の「文化のみち」で視察調査を実施しました。
さわやかな五月晴れのなか、午前は複数のグループに分かれて「文化のみち橦木館」、「文化のみち二葉館」、「旧豊田佐助邸」を、東区文化のみちガイドボランティアの会の皆様に解説していただきながら視察しました。さらに午後は受講生と引率した教員ら全員で、文化のみち西端にある「名古屋城」と東端にある「徳川園」を視察し、名古屋の近代化の歩みを伝える歴史的な遺産についての知識と、週末の観光地の動向について理解を深めました。
今後は、施設の運営に携わっている方々へのヒアリングや本調査(アンケート調査)などが計画されており、最終的に、本学と包括協定を締結している名古屋市に向けて「歴史資産を活用した名古屋の魅力づくり」を提案していく予定です。