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名古屋発祥スポーツ「タスポニー」の体験会を実施

        子供たちを指導する香村准教授(奥)
        子供たちを指導する香村准教授(奥)

本学の農学部体育科学研究室の香村恵介准教授と農学部の学生、日本タスポニー協会関係者が合同で6月18日と19日、イオンモール熱田のイベント「第3回みんなの健康習慣」の一環で、空き店舗スペースを使って、レクリエーションスポーツ「タスポニー」の体験会を実施しました。
「タスポニー」は、直径17cm、重さ約50gのスポンジボールを、8.0m×4.1mのコート上で、高さ70㎝のネットを挟んでテニスのように手で打ち合うスポーツで、1981年に名古屋市熱田区で誕生。非常に柔らかいスポンジボールを使用するため安全性が高く、適度な運動量もあることから、子供から高齢者まで手軽に楽しめるレクリエーションスポーツとして、主に東海地区で普及しています。

「タスポニー」は生涯スポーツに最適

        子供たちと楽しくラリーする学生たち
        子供たちと楽しくラリーする学生たち

2日間の体験会には延べ376人が参加。子供たちは、あまり弾まないボールを上手に打ち返すことに苦労しながら、必死にボールを追いかけ、夢中でプレー。ショッピングの合間にいい汗を流していました。香村准教授は「子供たちが最初に触れるボール遊びはドッジボールが多く、それほど柔らかくないボールを『当てられる』ことで、体に当てられて痛かったという記憶が残り、球技の苦手意識につながることもある。タスポニーは柔らかいボールで誰でも扱えることに加え、弾まない分、下半身も使ってラリーを行う。省スペースでもできるため場所を選ばず取り組みやすく、楽しんで行う生涯スポーツとしてもってこいの競技です。大学の教養体育の授業でも取り入れており、学生からも評判です」と魅力を語りました。
今後もイオンモール熱田の「みんなの健康習慣」に定期的に出展し、さらに「学生主体の健康企画も検討したい」と意欲も話しました。