留学生とつくる観光PR動画プロジェクト
知多半島のおすすめスポットを留学生と一緒にレポート!
愛知観光PR大使
知多半島は、愛知県の観光名所のひとつ。伝統的なやきもの、豊かな自然、おいしい魚介類など、たくさんの魅力がつまった地域です。そんな知多半島を名城大学の学生がめぐり、アピールする動画がつくられました。学生3人が、プロの撮影スタッフに囲まれ、出演者としてまちの案内にチャレンジした模様をご紹介します。
ウズベク語字幕はこちら
PROJECT SUMMARY
どんなプロジェクト?
このプロジェクトのテーマは、「留学生とつくる観光PR動画」。外国から日本へやってきた若者の目線から、愛知県の観光地の魅力を伝えようという企画です。中日新聞社や愛知県観光コンベンションによる事業に、名城大学の学生が参加しました。メンバーは、ウズベキスタンからの留学生のラヒモフさんと、台湾からの留学生のシェさん、外国語学部3年の遠山さんです。
動画では、3人が常滑市の中部国際空港をスタートし、レンタカーで観光スポットをまわる様子が見られます。訪れたのは、常滑市の「やきもの散歩道」「INAXライブミュージアム」、南知多町の「観光農園 花ひろば」「回転まるは」「内海海水浴場」の5つ。学生たちが感じた知多半島の良さを、率直な言葉で伝えました。
WHAT WE LEARNED #01
常滑市のやきもの文化を体感。 いくつもの名物スポットが。
最初の撮影地は、中部国際空港からも近い常滑市の「やきもの散歩道」でした。常滑は、日本六古窯に数えられるやきものの産地。歴史ある製陶所や窯が軒を連ねるまちなみを散策しました。両側に土管が積まれた「土管坂」、巨大招き猫の「とこにゃん」など、この散歩道に来たら見逃せない場所もしっかりチェック。初めて目にする「とこにゃん」は、かなりインパクトがあったようです。
この後、おなじ常滑市の「INAXライブミュージアム」を訪問しました。トイレなどの衛生陶器や各種住宅設備のメーカーとして知られるLIXILが運営する博物館です。多彩な展示や体験・体感型のプログラムを通して、やきもの文化について詳しく知ることができます。3人は博物館の展示を案内された後、人気の「光るどろだんごづくり」を体験。やきもの用の土と道具でピカピカと輝くどろだんごをつくる作業に挑戦しました。
さらに、動画内のクイズコーナーの撮影も行いました。ひとつずつお土産を選んで、お互いになにを選んだか当てるというクイズです。やきものをモチーフにしたいろいろな商品があるなか、3人のチョイスにはそれぞれの国の特色の違いがうかがえました(どんなものが選ばれたのかは内緒。PR動画で確認していただけましたら)。
WHAT WE LEARNED #02
南知多町で自然やグルメを満喫。 はじめて目にする感動の景色も。
常滑市から南知多町へと移動し、次に「観光農園 花ひろば」を訪れました。ここでは四季折々の花を鑑賞できます。3人を待っていたのは、広大なひまわり畑。天気にも恵まれて、青空の下、満開のひまわりのなかで写真撮影を楽しみました。今回の旅でこの農園が一番印象的だったという遠山さん。「これだけの数のひまわりが咲いているのを目にしてとても感動した」と話します。
続けて、山間の農園から海沿いの「回転まるは」へ。海鮮料理の有名店が営む寿司店で、寿司職人の方から魚や寿司のお話も聞きながら、おいしい魚介類を味わいます。
日が沈み、最後に南知多町の内海海岸で花火をしました。日本の夏の風物詩を楽しみ、旅は終わりを迎えます。エンディングでは、はじめて知った知多半島の魅力を、自分の周りの人たちにも伝えていきたいといった声が相次ぎました。愛知県出身の遠山さんは「思っていたよりも多くの観光地があると知り、驚きとともに知多半島のイメージが変わった」といいます。
WHAT WE LEARNED #03
撮影のプロの仕事を、 間近に目にする機会に。
カメラ、音響、アナウンサーなど、プロの人たちと行動して、得られたものもあったようです。カメラが趣味の遠山さんは、「視聴者の見やすさを意識したカメラワークを学ぶことができたと思います。撮影の進行も、無駄な時間をかけないスケジュールが組まれていました。これから自分が撮影をする際に、この経験を活かしたいです。カメラの前でコメントするのは緊張しました。棒読みにはならないよう話し方を工夫したので、楽しさが動画を見る人たちにも伝わったら嬉しいです」と語ります。
今回の旅での学びを使い、ストリートスナップの撮影に挑戦したいと、意気込みも聞かせてくれました。
NEXT STEP
PR動画でたくさんの人に 知多半島の魅力を届ける。
知多半島をめぐる3人の旅を、ぜひPR動画でも見てください。若者や留学生ならではの地域の面白がり方から、視聴者のみなさんが得られる気づきもあるはずです。三者三様の視点も参考にしながら、ここで紹介されたスポットに足を運んでほしいです。
また、このプロジェクトのように、学生の目を活かした情報発信の機会はさまざまにあります。ご関心ある方は、他の取り組みにも目を向けてみてはいかがでしょうか。